明治26年頃隣にある江戸時代の鉄問屋と造り酒屋であった「津国屋」の寮のようなものとして建てられた(詳細は不明)。4軒長屋で、その真中の2軒分を「料亭松葉」として昭和40年頃まで賑わっていた。
右隣は仕出し料理「自由亭」で、会席料理、鰻料理や西洋料理が有名であった。松葉でも自由亭の料理を出していたと思われる。 左隣(現在は民家)は「花月」という置屋であった。その左隣(別建物)は料亭「松月」があった。その奥には旅館「大坂屋」があり、周りには他に焼酎蔵、三味線を弾く人の住む長屋もあった。今も林醤油は営業している。
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